ⓒ 2006 WATV
去る4月 9日、富川梧亭教会聖徒20余人は金浦市ボルマルに位置した邊基学(67)さんの田で愛の農村助け合いボランティアを広げた。富川梧亭教会聖徒の今回の奉仕は初めてではない。去年に続けて今年も働き人が足りない邊さんの農家を尋ねて暖かい隣りの情を 分かち合う ようにしたのだ。
前日ほこり臭い黄砂の余波のせいか相変らずどんよりした天気だったが、聖徒は朝早くから教会に集まって奉仕準備に余念がなかった。聖徒たちが田に到着した時刻は午前9時頃。“愛の農村助け合い、ファイト”という掛け声を力強く叫んで本格的な奉仕に加わった。呉頭煥党会長は“都市に住みながら農業仕事を助ける機会がなかったが今回の奉仕を通じて汗を流して熱心に働いてやりがいのある一日を送ろう”と覚悟を押し堅めた。
この日すべきことは田植をする前に準備する苗床作業で、聖徒たちが運ばなければならない苗床は総4000枚だった。聖徒は機械で苗床の上に種もみを振り撤いて、またその上に土を覆う苗床種まき作業を終わらせた後、間縄に合わせてきちんきちんと苗床をおく苗床設置作業を始めた。強い風によって苗床のやわらかい土が飛んで目さえまともに開くことができない大変な状況でも聖徒たちは始終手まめに手を動かした。
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主人邊さんは現在米農業をする農民たちの難しさを代弁して毎年来て私の事のように手伝ってくれる聖徒たちにありがたさを示したし、邊さんの近所の人も誠実に働く聖徒たちを誉めた。
午後になると天気が晴れて日ざしの温もりが感じられながら聖徒たちの手さばきはより一層早くなった。初めて農村助け合い奉仕に参加した去年よりいっそう熟練された姿勢に奉仕に臨んだ聖徒たちは“振り撤かれた種がすべて実なるように願う農夫の心で働いて見ると私たちの魂が霊的実で育つ願う神様の心を少しでも推し量ることができる”と“種もみ一つも大事にする農民たちの姿を通じて小さな事に忠実して豊かな実の祝福を願うようになった”と所感を明らかにした。
午後4時頃、苗代の上にビニールを覆う作業を終りに、この日与えられた奉仕日程が終えられた。聖徒たちは大変な農家に直接手助けができたことを胸いっぱいに思って“農民皆さん、力を出してください”という激励のあいさつを忘れることなく引き返した。
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