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忘れられない惨事、忘れない愛

  • Nächstenliebe
  • Nation | Korea
  • Datum | 18. Februar 2004
ⓒ 2004 WATV
2月18日、大邱で192人の命を奪われて148人の負傷者を残した悲劇的な惨事が起きてから一年になる日である。地下鉄火災事件が発生した中央路駅の近くの道路では2千人ほどが参加して午前9時30分から三時間の間大邱地下鉄惨事1週期追慕式が行われた。交通を統制した車道で追慕式が進行される間、これと別途に行事が行われている左右側の人道では去年惨事直後市民会館でボランティアに参加した10個余りの模範奉仕団体が遺家族と市民たちにお茶とおやつを提供しながらまだ寒い冬の朝の寒さを和らげていた。

追慕式が終わって人たちがほとんど席を立つ頃、行事場の右側の角の人道では見守っている人々の心を温かくする麗わしい場面が演出されていた。この日ボランティアに参加してお茶とのりまき、果物、かまぼこ、餅などを提供していた神様の教会の聖なる者たちに追悼式を終えた遺家族たちが駆けて来てお互いに抱きしめて再会の喜びを分かち合った。

ⓒ 2004 WATV
惨事の時娘を失した遺家族の鄭淑子様は神様の教会でこの日もボランティアするという便りを聞いて一息に駆けて来たと言った。“水一服越すことができない時お上がりになって元気を出すように激励して下さったその日を思い起こしながらボランティアの元慶淑さんの手を取った。元慶淑さんもお茶と食べ物を進めながら“その間の便りが心配でした。如何がでしたか”と言いながら嬉しさが隠し切れなかった。その間は余裕がなかったがこれからは連絡することを約束した。親しく手に手を組んで遺家族とボランティアはまるで親しい姉妹のように見えた。死んだ息子を思いながら更に涙を流していたお婆さんは “前もいろいろお世話になりましたが今日もまた会えて嬉しいです”と言いながらボランティアの慰労に涙を脱いながら食事を一緒にした。

ⓒ 2004 WATV
遺家族たちは追慕式に参加しながら過ぎし日の傷に触れるような気がして心が痛かったがとボランティアたちとの再会にて慰めた。ボランティアたちも遺家族のその間の便りを聞きながら話を交わした。遺家族対策委員たちと一緒に奉仕現場を尋ねた遺家族代表尹碩基さんは“惨事当時市民会館で神様の教会のボランティアたちと同苦同楽した記憶を引き起こして今日もここを尋ねるようになった”と言いながらまだ心理的に困しんでいる遺家族たちに更に食事をもてなして下さって感謝していると言った。神様の教会大邱慶北総連合会朴炳浩牧師も“遺家族たちと家族のように悲しみを分かち合った大事な記憶を生かそうと今日ボランティアをするようになった”と遺家族たちの健康を祈る一方、二度こんな惨事が起こってはいけないと強調した。

市役所前集会のためにまだ会えなかった遺家族たちのために食べ物を包んで送って、死亡者親戚、警察、市庁の公務員、市民等600人の食事もてなして午後2時。一晩中食べ物を準備して夜明け市場で果物を準備して早朝から寒くて陰の所でのボランティアが終って帰る60人余りの聖なる者たちの口元に微笑みが止まなかった理由は遺家族たちが困難な時一緒に悲しみながら愛を分ちた記憶をまだ胸の中に大切に収めていたせいにもあるでしょう。

ⓒ 2004 WATV
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